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ロングステイの重要ポイント
Tips for a long holiday in Austalia.

ロングステイを“よ〜し、やってみよう!”という方が留意されると良いポイントを私の体験と大学院での研究でご説明致しました。

特に、ロングステイを実行される方が中高年層であること。
大きな期待に胸を膨らませていること。
家族との繋がり・絆・信頼関係を見直す契機とされること。
ある程度お金に余裕があり「お金で解決出来る事・出来ない事」が明確に認識できて居り、「お金では解決出来ない事」に対する留意が必要であること。

この様な方々を前提に重要ポイントを下記の通り整理いたしました。

1) 海外移住やロングステイは「老後年金で十分」と金銭上の優位性を強調する論調も良く見かけます。しかし、年輪を重ねると共にお金では解決出来ない心理的な多くの重要なポイントを忘れる事は出来ません。
お金以外のポイントを如何に克服するかが「明るく楽しく精神が活性化する生活」に繋がるか堂かの分かれ道となります。

2) 例えば「サービス」への期待。
日本の様に細部にまで注意を払い「高度なサービス」を期待できる国は稀です。物を売る側と買う側の消費者の関係でこれ程ハッキリ上下関係があるのは日本だけではないでしょうか。
基本的に売る側も買う側も対等な立場を念頭に物を購入し、レストランに行き、食事を楽しみましょう。
同様に日本の様に「手取り足取り」「懇切丁寧な」サービスは期待できません。
自分で出来ることは自分でやるという気概を持って物事に取り組みましょうね。

3) 人種差別。
「人種」は既に生物学的には死語ですが、偏見はどこの世界にも残っています。日常生活で自分が体験する事も当然長い生活の中にはあるかも知れません。
オーストラリアは以前は白豪主義であったのを覚えている方いらっしゃるかも知れません。
現在は多文化主義で、多くの移民を受け入れ異なる文化を持ち合わせる国として誇りに満ちています。
日本人は最大のビジネスパートナーであり、親日国家ですし、多くの学校で日本語の教育が行われています。

4) 「言葉」は重要です。
日本語では自分の言いたい事を完璧な言い回しで表現出来ますね。相手をちょっと笑わせたり、親しげにウィットを効かせた一言が自由自在に使えますが、海外ではそうは行きません。
「言葉は文化」です。文化的背景を持ち合わせない我々外国人が日本語と同様な流暢さでオーストラリアで英語の会話が出来るはずはありません〜。
言葉のレベルは現地では小学生以下となることを事前に認識しておくことが必要でしょう。
日本で社会的地位も有り学識・経験も豊かな皆さんであっても、現地では言葉のレベルが小学生となり、そのギャップに悩む可能性も有ります。

5) 「食事」。
日頃皆さんには「とっておきのお寿司の店」とか「お気に入りの和食のメニュー」というのがあって機会がある度に楽しんでおられると思います。
ベイタウンや東京周辺在住の我々には嬉しい事に近隣にとても美味しい店があって大変便利ですね。
この当たり前の日本での生活が海外では無くなります
勿論新たに素晴らしく素敵な店を開拓出来るのも海外生活の大変大きな楽しみです。ただ、日本でなじんで熟知した味、自分の趣味嗜好にぴったり合った和食のメニューや食事は海外では多分期待出来ないと考えましょう。

6) 「友人・知人・話し相手」。
大きな期待に胸を膨らませて現地で生活を始めたとしましょう。
さて「友人・知人・話し相手」はどうなるでしょうか。
これもお金では解決出来ないクリティカルな問題になります。
ある程度の年齢から新たに友人を作るのは時間が掛かりますね。
これは海外だからではなく、日本でも全く同じです。日本では長年に亘り築き上げた
「友人・知人・人脈」の輪があります。
でもロングステイの当初には一緒に同行しているご自身のパートナーだけが話し相手であり相談相手です。
これも忘れてはいけない重要なポイントです。
従って、日本の「友人・知人・家族」との連絡を取れる方策が必要です。それは国際電話でありインターネットを使った電子メールなどの方法があります。



さて、以上6点につき海外生活のポイントをご説明しました。
海外生活を始めると、こんな小さな事の積み重ねですが、年齢が進むと共に大きな心理的な葛藤を生む事があります。
若い学生時代に海外留学で感じた事。
サラリーマンとして現地では会社のサポート態勢が整っている海外駐在をするケース。そんな経験とは全く違ってくるのが熟年の海外生活です。

ご一覧頂いてお判りの通り上記6つのポイントのどれもが「お金が有っても買えない、日本の社会的地位がどうあろうと関係無い」というものですね。



詰まりこれがロングステイの極意ではないでしょうか。
ロングステイには、新たな世界を一から創造する喜び、過去の文化や言語や風習や人脈に囚われず、鳥の様に自由に自分の思うがままの人生を創る歓喜があります。
数々のストレスを感じるかも知れません。
そんなストレスや困難を相殺して余りある魅力が海外ロングステイにはあります!
御自身の「夢」としてロングステイがあるなら、まず悩むより先にスタートを切ってみる事をお薦めします!

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